五十肩
こんにちは中村整骨院の上田です。
五十肩は正式名称を「肩関節周囲炎」と呼びます。または「凍結肩」とも呼びます。
肩関節周囲炎は中年以降に発症することが特徴です。全人口の2~5%がかかるとされてお
り、特に40歳から60歳の女性に多いとされています。
特に大きなきっかけがなく肩に痛みが発生し、その後数週間から数か月かけて徐々に、ある
いは急速に痛みが増します。
はじめは「なんとなく肩に違和感がある」程度であったものが、「少し動かすだけでとてつ
もなく痛い」や、「夜寝ていて痛みで起きてしまう」などの強い症状を呈するようになるこ
とが多いです。
人によっては痛みのために1,2時間以上眠れないという状態が数か月から1年以上続くこ
ともまれではありません。
病気が進行すると関節包に線維化(固くなること)が生じ、肩の動かせる範囲が著しく狭く
なります。このために、つり革を持てない、エプロンの紐を後ろで結べない、洗顔ができな
い、寝返りが打てない、など多彩な症状を呈し、著しく生活の質が低下します。
すぐに治るのではなく最低でも数か月、長ければ数年の経過をたどることが特徴です。
肩の関節に負荷がかからないよう、周囲の筋肉はしっかり緩め、運動療法を加えることで長
期化する五十肩を少しでも早く回復することが出来ます。
深部の筋肉や組織に対してはコンビネーション治療器が有効にもなりますので、五十肩でお
悩みの方は気軽にご相談くださいね。
中村整骨院
京都市左京区岩倉三宅町7
グランディール北嶺1階
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