「膝関節の可動性」
こんにちは。中村整骨院の上田です。
膝は伸びる、曲がるが主な可動性ですが、実は回旋の動きもあり、伸びる時は少し外側に回旋し、曲がる時は少し内側に回旋します。
伸ばす筋肉としては「大腿四頭筋」が主であり、 この筋肉が硬くなると、膝は曲げにくくなります。
変形性膝関節症では、伸びにくく、 曲がりにくいといった訴えをされる方が多いです。
特に伸びないという方は多く、膝は伸びた状態が安定しますので、 治療の対象になります。この膝が伸びない要因の一つとしては、 曲げる筋肉である
「ハムストリングス」と「腓腹筋」が硬くなり、 伸びにくくなることがあります。
ハムストリングスは坐骨から脛骨、腓骨に付着しており、 太ももの裏からふくらはぎの近位部まであります。
腓腹筋(ふくらはぎ)は大腿骨の遠位から踵骨に付着しており、 太もも裏の遠位から踵まであり、途中ではアキレス腱になります。
そして、この2つの筋肉は膝の裏を上から、 下からと通っているため、この2つの筋肉が硬くなると、 膝が伸びにくくなるわけです。
膝が伸びることは、立位や歩行の安定性にとても重要です。
これらの筋肉の柔軟性をとり戻すために、治療を行っております。 立ちあがり、歩行で膝関節にお困りの方はご相談ください。
中村整骨院
京都市左京区岩倉三宅町7
グランディール北嶺1階
TEL075-721-4976
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